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振り返った先は
僕が歩んでいたはずの道
「昨日」のことみたいな「半年前」
1年間で僕は
どんな風に変わっただろう
良い意味でも悪い意味でも
君がいない日常が恒常化して
違う誰かが傍にいる日常が
当たり前に感じ始めて
毎日泣きそうで 毎日焦って
毎日悩んで 毎日悔やんで
そんな中で君に逢うことを期待して
君を好きでいようと思って
諦めようと思って
忘れようとして
思い出したくなくて
僕の1年は過ぎていく
去年の今頃は
来年は君を想えるように
でも今は
来年は違う誰かを想えるように
明日目覚めたら
違う景色が広がるように
生まれたばかりの僕は
あなたが大好きだった
あなたの家から帰りたくなくて
ずっと一緒にいたかった
だけど僕が就学すると
思いはどこへいったんだろう
手を繋ぐのも嫌になった
あなたから離れようとして
だけど優しいあなたが好きで
楽しいあなたとの時間が
大好きだった
優しく触れる手が
あったかい思いが
僕にも伝わっていたのに
「今からでも遅くない」
そんな時間は 残されていなかった
クリスマスや誕生日
あなたからの電話で
欲しいモノが決まらずに
「何でもいいよ」と笑って
「5」ばかりの通信簿と
賞状と先生の誉め言葉持って
1年に何回あなたに会えただろう
お正月にはお年玉
進学の度に写真を持って
お盆に頼まれる苦手だった鐘
着物の着付けも
嬉しかったはずなのに
僕の誕生日
送られてきたモノに毎度驚いて
あなたの誕生日は
ケーキとカード 細やかなプレゼント
冬休みには例の3点セットで
お正月に年賀状があなたに届く
あなたに何もしてあげられず
愚かだった僕を
あなたは愛してくれたでしょうか
あなたが作ったおにぎりが
世界で一番美味しかった
そんな記憶だけ
僕の中に残るのでしょうか
ねぇただ思い出すのは
あなたが笑うことだけで
行く度に毛布をくれたことで
ぬいぐるみをくれたことで
あなたの背をいつの間にか
抜いたことで
あなたと一緒に笑えたことで
マフラーをくれたことで
あなたからもらったモノは
あまりにたくさんあるのに
僕はあなたに何をしてあげられたでしょうか
街で見かけるあなたと僕の関係は
僕たちのモノとは全然違って
手を繋いで笑って
小言に怒って
それでもまたふれあって
あなたに何も出来なかった僕に
僕自身は恨みや憎しみを覚えます
会いに行ける距離なのに
会いに行かなかったことが
電話を早く終わらせようとしたことが
僕の中でのわだかまり
お守りじゃ返せない
あなたからもらったモノ
思い出すのは
あなたが座って見ていた相撲
下手くそな絵を飾ってくれてたこと
わざわざ2階に行く姿
1人じゃ行けない僕についてきてくれたこと
一緒にお風呂に入ったこと
台所に立つ姿
ただ一言 あなたが大好きでした
自分を弱く見せる方法なら
もう知ってるから
君の前でいつどうやって
それ使おうかって
僕なりの愛情表現で
君を守るから
君はずっと
僕から目を離さないで
君に拒まれることを
君に受け入れられることを
どちらをも
望まない僕
君に甘えることでしか
存在を確かめられなくて
君の前でクールなフリするのが
精一杯の頑張りで
君に見離された時が
僕の終わりかなって
どっかでそう思ってて
見えた後ろ姿は
まだ僕の脳裏に焼き付いて
なかなか離れようとしない
君の後ろ姿で
僕は必死に追いかけようとしたんだ
君は気づかないでゆっくり歩いてたんだ
君に逢えなくなって 気づいたことが1つあるんだ
君の声を忘れてきたんだ 君の仕草を忘れてきたんだ
君に逢わなくなって 気づいたことが1つあるんだ
君の想い方を忘れてきたんだ 君の性格を忘れてきたんだ
どんどん忘れてくことに 僕は気づいたんだ
呼ばれた気がして振り返った先に
見えた後ろ姿は
まだ僕の目に焼き付いて
なかなか離そうと思えない
君の後ろ姿で
僕は必死に追いかけないようにしたんだ
君は気づいて急に走り出したんだ
君に逢えなくなって 気づいたことが1つあるんだ
君の笑顔を忘れてきたんだ 君の手を忘れてきたんだ
君に逢わなくなって 気づいたことが1つあるんだ
君の言葉を忘れてきたんだ 君の気配を忘れてきたんだ
どんどん忘れてくことに 僕は気づいたんだ
逢いたい 逢いたい って
僕がしつこく言う理由はただ1つ
「君を忘れたくないから」
君を思い出して 君をずっと憶えていたいんだ
君に逢えなくなって 気づいたことが1つあるんだ
君の声を忘れてきたんだ 君の仕草を忘れてきたんだ
君に逢わなくなって 気づいたことが1つあるんだ
君の想い方を忘れてきたんだ 君の性格を忘れてきたんだ
どんどん忘れてくことに 僕は気づいたんだ
夢の中の君は 嘘みたいに優しくて
耳元で囁いて 僕が嫌がるくらい
走ったら 追いかけて
何も言わず抱きしめて
薄暗い 騒がしい道で
二度と逢えないと思った
二度と笑えないと思った
君が 現実に居ること
解ったら 涙止まらない
そればっかり考えて
時間は過ぎていく
君に会えたら
僕は変われる気がして
変われない気もして
だけど会いたいから
気づいて 誰か気づいて
声が聞こえないのは 声を出せずにいるから
深層心理まで解って 気づいて
周りの言葉は 異国情緒溢れ
僕は聞き取るのに 精一杯
口を開こうとする 横やりに流される
僕はいつになれば 声を出せるのかな
存在意義を問う 僕は誰に答え求める?
笑顔振りまく住人は 異人のようで
忘れないで 僕は此処にいるよ
気づいて 誰か気づいて
声が出せないのは 声を聞いてもらえないから
深層心理まで抉って 気づいて
街はどこか 浮ついて綺麗で
光る道を 僕は独り歩いてて
だけど 心は落ち着いていて
1年に1度だけ 誰もが空に
祈る 今日という日を
来年は 君といたいなんて
僕も願う 愚かだろうか
変わってく君を横目に
僕はいつまでも
変われずにいる
君を閉じこめたくて
今まで以上に近づこうとした
君は 僕を 見ていない
君は 僕を 忘れてる
君は 僕を ・・・
君の話をすることで
安心する僕がいる
君が存在していたことを
誰かが覚えている
今も何処かで君が
笑っていることを
祈る僕がいる
白紙の便箋見つめても 君が来てくれる訳じゃなくて
君を思い出してるだけで そっと幸せだった
君を想うと 流れるあの歌がまだ歌える間に
『もう1度だけ逢いたい』
寄り添って歩く 2人を見ると
つい重ねてしまう 僕らを
君と逢うために 生きているよ
僕は ずっと・・・
あの坂道を登ってみても 君の声が聞こえる訳じゃなくて
君を思い出してるだけで きっと幸せだった
君を想うと 流れるあの歌がまだ歌える間に
『もう1度だけ逢いたい』
並んで笑う2人を見ると
つい重ねてしまう 僕らを
君に逢うために 生きているよ
僕は ずっと・・・
そんな願いは
君には聞こえない